主たる相続財産の相続税評価額の算出方法を教えてください。

 

相続税額を算出するためには、相続財産について相続税評価額の計算を行う必要があります。土地、建物、有価証券及び現預金が、主たる相続財産といえます。
主たる相続財産の相続税評価額は、次の通りです。

1.不動産
(1)土地
路線価評価額等(国税庁のWebサイトで確認できます。)
(2)家屋
固定資産税評価額(納税通知書に記されています。)
(3)貸家
固定資産税評価額の70%

2.有価証券
(1)上場株式
現在の株価×持株数(新聞株価欄)
(2)未上場株式
1株純資産×持株数(1株純資産=自己資本÷株式総数)
(3)投資信託
現在の時価×口数(新聞株価欄)
(4)その他証券
額面金額

3.現預金
現在の残高

4.その他
(1)生命保険金、退職手当金
保険金-非課税額(非課税額=500万円×法定相続人の数)
退職金-非課税額(非課税額=500万円×法定相続人の数)
(2)ゴルフ会員権
時価の70%程度(取引業者への問合せを行います。)

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